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「政府から独立したNHKを考える会」を結成(広島)

        永田元プロデューサー 番組介入を報告

  
 政府から独立したNHKをめざす広島の会結成のつどいが12月13日、広島市中区で開かれ87人が参加した。
 つどいでは元NHKプロデューサーの永田浩三さん(写真・左)が「安倍政権のメディア支配を問う」と題して講演。安 倍政権が籾井勝人会長をNHKに送りこんで1年。百田尚樹・長谷川三千子両委員も暴言を繰り返し、このままでは安倍さんのNHKになってしまうと永田さん は懸念。2014年はメディアが攻撃を受けて変質した年と強調した。
 永田さんは「慰安婦」問題をとりあげたETV2001番組改変事件について、放送前日の夕方、安倍氏がNHK幹部と面会し、「公平・公正にやってくれ」 と言い、さらに「お前、勘ぐれ」と言ったとされているとした。勘ぐれとは「みなまで言わせるな、察しろ」と言っているのだろうという。
 続けて永田さんは、当事者となった番組改変の経緯を次のように話した。
 私に対し、河野談話をできるだけなくせと幹部から指示が飛んだ。被害女性の声はなるべく切るように、「慰安婦」問題を否定するコメントの時間を増やせと も。「毒を食らわば皿までだ」とも言われた。放送当日には加害兵士や被害女性の声をカットしろ、これは業務命令だと言われやむなく切った。当初予定の44 分の番組が40分になった。その後、NHKは訴えられたが、最高裁は政治介入を否定された。NHKは「番組への政治介入はなかった」と断定するニュースを 放送した。

 永田さんは吉田清治氏の証言をめぐる朝日新聞バッシングにも触れ、メディアの危機はまさに国民の危機でもあり、今こそ本来のメディア同士の連帯が求められ、市民との連帯が求められると指摘した。
 つどいはこの後、NHKが権力の横暴を許さず、国民の負託に応えるよう広く運動を拡げることを訴えるアピールを採択、「政府から独立したNHKをめざす広島の会」、略称「NHKを考える広島の会」を結成した。


                                            (14.12.15)


  政府方針垂れ流す放送に批判

       「NHK問題を考える会(仮称)」準備会開く

 

 NHK問題を考える広島の会(仮称)準備会が9月18日、広島市中区の大手町平和ビルであり、26人が集まりました。(写真上)第 2次安倍政権は発足以来、あの手この手でマスコミの取り込みを画策し、本格的に推進しています。その中で露骨な人事介入まで行われているNHKの「国策放 送」化を危惧する有志が急きょ、会の結成を市民に呼びかけて開かれました。準備会には、「NHK問題を考える会(兵庫)」から西川幸さん、昆美恵子さん(写真左)も駆けつけ、10年間続く兵庫での活動を紹介し意見交換しました。
 会場の市民からは、最近のNHKに対する感想や意見が次々に表明されました。NHKの番組の優れた点、評価できる点とともに、「公平・中立」を装いながら政府の考えを一方的にたれ流し続けるニュースなどへの批判も数多く、率直に語られました。
 2時間余りのやり取りのすえ、NHKの現状をこのまま見過ごすわけにはいかないということで、世話人を中心に会の結成を早急に準備していくことになりました。
                                       (14.9.19)


NHK広島に随時懇談を申し入れ

       NHKを考える広島の会  籾井会長の退任を求める   


 「政府から独立したNHKをめざす広島の会」(略称:NHKを考える広島の会)の代表が12月25日午後、広島市中区のNHK広島放送局を訪ね、12月 13日に「会」が発足したことを通告するとともに設立趣旨である公共放送NHKの在るべき姿を求めて会長罷免など2項目を申し入れました。1月中に文書で の回答を求めました。
申し入れには篠原一郎共同代表ら世話人7人が参加、局からは清原康仁広報事業部長、上小城(かみこじょう)敬幸同副部長の2人が対応しました。申し入れは ①経営委員会による籾井勝人会長の罷免と、百田尚樹、長谷川三千子両経営委員の辞任②市民・視聴者との懇談の場を広島局に随時設けて頂きたい―の2項目。 特に会長及び2人の経営委員については安倍政権との密接な関係を重視、経営委員会が自ら確認した基準に照らしても失格人事である点を、3人の発言や行動を 挙げて指摘し、世話人がそれぞれ「自ら退任すべきだ」と指摘しました。
 会長退任が実現するまでNHK受信料の不払いまたは「凍結」の動きが多くの視聴者にある点を踏まえて、「NHKを考える広島の会」も署名活動と併せてそ の運動に賛同することを表明、設立のつどいで確認した「申し合わせ事項」と集会アピールを手渡し、見解を質しました。
 対応した2人からは、「NHKを考える広島の会」が指摘した見解や事実については「承知している」としながら「NHKには異なる見解や意見も寄せられて いる」として「申し入れの趣旨や見解は経営委員会及び本社関連部局に報告します」と受諾、ただし「文書での回答は約束できない」との姿勢に終始しました。
                                       (14.12.30)