レポート:全国シンポジウム「松山から『坂の上の雲』を問う」
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昨年に続きNHKスペシヤルドラマ「坂の上の雲」第2部が、12月5日(日)から4回にわたって放送されます。
日露戦争の最大の“勝因”は何だったのか?最新の知見を活用して司馬遼太郎の『坂の上の雲』では描かれなかった、日露戦争を語る上で外せない重要なポイントを、軍事史研究の第一人者が最新の研究成果を盛り込んでやさしく解説しています。→こちら参照
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大韓帝国強制併合100年 愛媛大学学生祭行事 10/09/23
松山から「坂の上の雲」を問う
昨年、NHKドラマ『坂の上の雲』の第1部が放送され、今年と来年には第2部・第3部が放送されます。大々的な宣伝をはじめ、非常にセンセーショナルな放送のしかたに、違和感や不安や、危惧を抱いている方もおられるかと思います。
また、原作である司馬遼太郎の『坂の上の雲』についても、その歴史認識や朝鮮・中国・ロシアの描き方について、疑問の声があります
<シンポジウム>では、これら『坂の上の雲』の抱える問題に対して、多角的に光をあてていきたいと考えています。
2010年11月13日(土)13:30~16:30
愛媛大学 城北地区<グリーンホール>松山市文京町3番 詳細はこちら
入場無料 資料代(一般)¥1000円
プログラム 詳細はこちらPDF
■ 学生代表挨拶・・・「韓国併合」100年に思うこと
■ シンポジウム
安川 寿之輔 さん・・『明るくない明治こそが「暗い昭和」につながった
-「坂の上の雲」と福沢諭吉-』
醍醐 聰 さん・・『日本は朝鮮の独立のために日清戦争を戦ったのか
-伊藤博文はよりましな帝国主義者だったか-』
井口 和起 さん・・『日露戦争は祖国防衛戦争だったか-歴史研究者の立場から-』
高井 弘之 さん・『司馬は明治日本像をどうやってつくったかーその「からくり」』
■ 報告・・・松山市・「『坂の上の雲』のまちづくり」 (武井 多佳子 さん)
13日(土)夜 全国交流会
14日(日)午前 全国相談会
午後 フィールドワーク「坂の上の雲ミュージアム」の見学など
<全国シンポジウム> 松山から「坂の上の雲」を問う実行委員会
学生代表/法文学部三回生・的場竜一 共同代表/西原一宇
お問合せ/090-9736-6368(愛大生・的場) 090-2781-7055(一般・山中)
Eメール/sakakumo_wotou@yahoo.co.jp
チラシPDF パネリストプロフィール・地図
全国シンポのお誘いとカンパのお願い.pdf
参加申込書.pdf
参加申込み締め切り;10月31日
(道後友輪荘への宿泊を希望される方は、10月20日締め切り)
テキストHTML版
10/9/23
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醍醐聰のブログ より
意見の開き以前の歴史への知見の格差
昨日は百年前に韓国併合条約が締結された日である。NHKは8月14日に「日本の、これから ともに語ろう日韓の未来」と題して、日韓の若者がスタジオで討論する番組を放送した(8月7日録画)。そのなかで、出演した日本のある若者が韓国併合について、「韓国と日本は、同じ大日本帝国の一員として、一緒に英米と戦った戦友だ。」「韓国併合のときは、韓国人を虐殺したわけではなく、帝国主義の時代でやむを得ずにやっただけだ」と発言した。これに対し、番組に出演していた崔洋一映画監督は、そうしたイデオロギーが当時の日本を支配していたことを認めながらも、そのために韓国併合があったというのはとんでもない史観だと指摘し、「36年間にわたる植民地支配がそれによって肯定されるという考え方では、基本的に歴史を語る資格がない」と批判した。放送後、この崔発言をめぐってネット上で「言論封殺だ」という反響が起こっているのを知った。しかし、当の若者がネット上の掲示版に書き込んだ記事によると、放送ではカットされたものの、別の日本の若者から、「日本と韓国は過去に恋人関係にあり、日本が浮気したから韓国が怒っている」という発言もあったそうだ。上の崔監督の発言はこうした若者の発言を受けて出たそうである。
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