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2016年11月 7日 (月)

11月7日 第3次集約をNHKに提出しました。「次期NHK会長選考にあたり、籾井現会長の再任に絶対反対し、 推薦・公募制の採用を求めます」 署名活動

「次期NHK会長選考にあたり、籾井現会長の再任に絶対反対し、推薦・公募制の採用を求める」署名運動にご協力いただきたいへんありがとうございます。
次の第4次署名運動は、11月18日(金)を集約日、11月21日(月)を提出日とし、これを最終とします
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11月7日、署名の第三次提出で渋谷のNHKに出向いて署名を手交しましたので報告いたします。
第3次集約分は以下のとおりです。
用紙による署名   9,485筆
ネット署名     3,090筆
合 計        12,575筆
メッセージ数       1,665件
累計署名数      32,670筆
累計メッセージ数  2,780件

20161107


2016 年 11 月 7 日(月)14:40~15:45 
(署名提出の報告) 「次期 NHK 会長選考にあたり、籾井現会長の再任に絶対反対し、 推薦・公募制の採用を求めます」
8月11日から始めた「経営委員各位」宛の署名(第三次集約分)合計12,575 筆(用紙9,485筆、ネット3,090筆)を、渋谷のNHKに出向いて手交し、約1時間面談しました。
≪参加≫
NHK : 経営委員会事務局副部長、 広報局視聴者部 副部長
市民団体:視聴者コミュニティ 2名、(醍醐、渡邉)

≪趣旨説明≫  全国の視聴者の 21団体で、8月から用紙とネットで署名を進めている。3項目の要求に3万筆を超える署名があり、それを代表して来ている。ネット署名に寄せられたメッセージは個人情報を抜いて公開しているが、その中から13件を選んで3枚にまとめた。経営委員委には全メッセージと13件のメッセージを、また、籾井会長以下全理事には13件のメッセージを封筒に入れてあるので、ぜひ読んでNHKの改革論議に活かしてほしい。
(以下提出した「第 3次集約 署名に添えられたメッセージ」→こちら を参照)
当会:メッセージを3件紹介。
2365:ベルリン在住の大学教授の知見、
4682:受信料請求の仕方が乱暴で、常道を逸しており、実態を調査し改善を!
4886:共感できる意見で、自ら報道規制をするな!

当会:このメッセージは、他に例がない貴重なローデータだ。NHKに文字で寄せられた声を公開しているものはあるか?
A:視聴者センターには全国から声が届いている。
当会: そのほとんどは電話での音声による意見で、NHKが編集した上で一部が簡略に紹介されているだけだ。NHKの編集を経ない生の文字の意見という意味で、今回のメッセージは貴重だと思う。
当会:視聴者が互いの意見を知ることは重要なことだ。これは他の視聴者にも見てもらいたい。

当会:籾井会長が受信料値下げを提示したとの報道があるが、一部理事から慎重意見があったとの報道 もある。理事会でそういう方向で議論しているのか? 
A:手前どもには情報がない。
当会:経営委員会ではどうか?
A:NHKとして、経営計画に受信料値下げの方向など記載したものは何もない。
当会:籾井会長個人の希望・考えを述べたと理解する。

当会:会長指名部会が籾井会長からヒヤリングしたと伝えられるが、会長選考の第一ステップとしてのことか?
A:NHKの業務全般のヒヤリングで、説明を受けた。
当会:それはおかしい。指名部会の任務は会長指名についてであり、業務全般のヒヤリングは経営委員会の任務のハズ。説明通りなら指名部会の越権行為になる。
当会:第一ステップの現会長のヒヤリングと、第二ステップの各経営委員が候補者を出す、が同時進行することがあるのか?
A:よくわからないが、通常は第一ステップが終わって第二ステップに進むと理解している。
当会:上のヒヤリングで第一ステップは終わったのか? 終わったとしたら、籾井会長は候補者として残ったのか、消えたのか?
A:全くわからない。
当会:もし「籾井会長再任」となれば視聴者のリアクションは大であろう。経営委員の信用失墜にも繋がる。経営委員は、今、自分たちに視聴者から厳しい視線が注がれていることを認識することが先決だ。
当会:籾井会長自身の意向は、やる気満々とか、自分で身を引くとか、NHK内部での声は?
A:何も聞こえてこない。
 
<視聴者コミュニティの申し入れについて>
当会:10月11日付けで石原委員長あてに申し入れた質問書(→こちら)の回答を10月20日までにお願いしているが、まだ回答がない。
A:委員だった2年前にも質問を受け回答している。委員長になっても同じ回答になるとのことだった。
当会:本年7月8日にも質問書を提出しているが、今回の質問は2年前の質問と同じではない。石原氏は原発推進の発言を委員会で繰り返しているが、今回の質問では、石原氏が原発推進、経済性重視の観点から日本のエネルギー政策を取り上げるよう発言した後で、今井理事が、経営委員が個別の番組に注文を付けることに警告する発言をしている。これは石原氏の発言が放送法だ32条に 抵触するという認識があっての発言であることは間違いない。
A:・・・・・・

当会:「放送法」の各条項ならびに「経営委員会委員の服務に関する準則」に違反するという認識が石原氏にあるのか?ないのか?明確に回答されたい。
A:ひとまず、事務局から、口頭で述べたような説明をするようにということだった。   なお、石原委員の発言についてはその会合の終りの方で(数土)委員長も発言している。〔そう 話しながら、その時の経営委員会議事録のコピーを当方に手渡す。〕   
【注】「(数土委員長) 最後に誤解がないようにお伝えしますが、われわれは個別の番組に干渉しようとは一切思っていません。」(2011年7月12日開催、経営委員会議事録)
当会:今、示されたコピーにある数土委員長の発言も、石原氏の原発促進報道を促す発言が放送法に抵 触することを心配したからではないか?
A:・・・・・
当会::ここで、口頭で伝えるということは文書での回答を拒むということか?
A:口頭で説明ということだったが、改めて持ち帰り対応を考えたい。
当会:では、この場での要望として11月14日までに文書で回答してほしい。  <2016.11.07 渡辺記>

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