NHK松本会長に聞く 同時配信検討 民放反発も
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819696E0E6E296858DE0E6E2E0E0E2E3E38698E2E2E2E2?n_cid=TW001
NHKは現在、テレビの設置を根拠に受信料を徴収しているが、ネットの広がりを踏まえ、ドイツはテレビの設置にかかわりなく全世帯から徴収する。松本会長は「参考にしたい」と語った。 約4時間前 webから http://twitter.com/bilderberg54
就任1カ月 松本正之NHK会長
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2011022502000057.html
2011年2月25日 朝刊
二十五日で就任一カ月を迎えるNHKの松本正之会長が二十四日、本紙のインタビューに応じ、心境を語った。「放送と通信の融合が混沌(こんとん)としている中で、公共放送としてのNHKの方向性を見いだして、役割を果たす」と述べ、ネットへの本格進出も含めた新たな公共放送の姿を描き出すことが使命との認識を示した。一問一答は次の通り。 (早川由紀美)
-就任の日のあいさつで、自身が選手だった陸上の十種競技に例えて「十種のうち、強いところを伸ばすと弱い競技も自然と強くなる」と話していたが、現時点で見えてきたNHKの強みと弱みは。
「強みは、いい番組を作る能力。弱みというか、組織の特質としては、法律とかルールの中で(国会などと)関係を持ちながらやっており、特有の、ある意味の固さがありますよね。組織がかっちりしている」
-そんな中で、会長としての自らの使命を何だと考えているか。
「外部に向けては、良い番組、豊かな番組を作り続けること。内部では、意思疎通のしやすい風通しの良さがあればいいと思う。放送と通信の融合が混沌としている中で、公共放送としてのNHKの方向性を見いだして、役割を果たしていく。あるべき姿を見いだす」
-就任後すぐ、大相撲八百長問題が表面化。結局春場所は中止となったが、生中継を再開できる条件は。
「特別調査委員会の結論が出て、日本相撲協会の方でもいろんな疑惑が払拭(ふっしょく)できることが前提。あとは、世の人が大相撲を見たいという動向があるかどうかだ」
-現在の経営計画で掲げている二〇一二年度からの受信料収入の「10%還元」は、実現できるかできないか、その方法など含め、いつの時点で、何を判断材料として決めるのか。
「(12年度に向け)いろんな情勢の変化がある。地上波が完全デジタル化する七月二十四日を越すときに、どういう状況にあるのかという問題がある。極端な話をすれば、視聴者が受像機を放棄する可能性もある。経済が動いていて、(生活保護世帯などを対象とした)受信料の全額免除世帯が増えている。もっと将来の話でいえば少子化(による世帯減)がある。議論はデジタル化の帰趨(きすう)を見定めてになる。判断材料は、NHKの体力だ」
-現在、NHKは放送法でインターネットへの番組の同時配信が認められていない。ラジオについては難聴取対策として、法改正なしで配信できるよう総務省に認可申請したばかりだが、テレビも含め、放送と通信の融合の全体像は。
「それが一番の問題。放送と通信の融合が進み、(iPadなどの)新たな形の受信端末が広がっていく中で、公共放送がどういう形で役割を果たすかは、避けては通れない課題だ。(テレビでの視聴を前提としている)受信料にも関わる話なので、会長の諮問機関である専門調査会の出す方向も含めて、決めていくんでしょうね」
-福地茂雄前会長は自らの使命を「コンプライアンス(法令順守)だと言っていた。就任後も無免許運転や視聴率データの漏えいなど不祥事が続いているが。
「内部で言っているのは、世間がNHK職員に求めているモラルが高いから、それに応えて自律していかなければいけないということ。不祥事をなくすのに手品みたいなことはなく、一つ一つの事象を見て、それが二度と起きないよう手だてを打っていく。無免許運転が発覚すれば、免許証を確認する」
まつもと・まさゆき 1944年4月生まれ。66歳。三重県出身。67年名古屋大学法学部卒業後、国鉄(当時)に入社。2004年にJR東海社長、10年に副会長に昇格。学生時代にしていた陸上の十種競技のうち得意だったのは「中長距離と跳躍」という。
NHK、値下げ以外の方法も検討 受信料還元で会長
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022401000479.html
インタビューに答えるNHKの松本正之会長
就任から1カ月を迎えたNHKの松本正之会長(66)は24日、共同通信などのインタビューに応じ、経営計画に盛り込まれている2012年度からの受信料収入の10%還元について「いろんな形の還元方法がある。どういう形ができるのか検討したい」と述べ、値下げ以外の還元方法も検討していく考えを表明した。
ただ、具体的な方法については「現段階でイメージはない」と述べるにとどめた。
相次ぐ不祥事について、松本会長は「NHK職員は高いモラルが求められており、より信頼性を高めていきたい」と強調。各職場で近年起きた不祥事の事例を再確認し、あらためて具体的な再発防止策を示すよう指示したことを明らかにした。
松本会長はJR東海副会長から、1月25日に就任した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011022400772
受信料還元、値下げに限定せず=具体策は7月以降-松本NHK会長
1月に就任したNHKの松本正之会長は24日、インタビューに応じ、2012年度からの受信料の10%還元について「還元という言葉の中で、どういう形の対応があるのかも含めて検討していく」と述べ、単純な値下げには限定しない姿勢を示した。具体的な還元策を詰める時期に関しては「7月の地上デジタル放送化の結果を見なくてはいけない」と語った。
NHKの収入の大半は受信料が占め、松本会長は「(還元後も)経営が成り立たないといけない」と指摘。有識者による受信料制度の専門調査会が6月をめどにまとめる報告も踏まえ、還元策を最終的に判断する考えを示した。(2011/02/24-17:54)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110225k0000m040041000c.html
NHK:夏場所中継、協会の対応見定めた上で 松本会長
就任1カ月を迎えたNHKの松本正之会長は24日、毎日新聞などの取材に応じた。大相撲の八百長問題に絡み、夏場所(5月8日初日・両国国技館)の中継は「日本相撲協会の対応や相撲ファンの意向を見定めた上で判断する」と述べ、必ずしも放送を前提としていない考えを示唆した。
中継の是非は、相撲協会の特別調査委員会(座長、伊藤滋・早稲田大特命教授)の結論と同協会の対応、相撲ファンの反応を考慮して決めるとした。
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