歴史小説・歴史ドラマは史実からどこまで離れられるのか? 醍醐聰のブログ
楽しめればよいといって番組制作者は史実を切り張りしてよいのか?
NHK(総合テレビ)は明日(12月5日)からスペシャル・ドラマ『坂の上の雲』の第2部の放送を始める。それに先立って、私も参加している「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」は、このブログの一つ前の記事で紹介したように、当番組のエグゼクティブ・プロデューサーの西村与志木氏ほかに、番組制作に関わる2項目の質問を送った。
その中の一つは、昨年放送された第4回目の番組「日清開戦」のなかで、軍医として従軍中の森鷗外が戦地で出会った正岡子規に向かって語った、「戦争の本質から目をそらして、やたらと戦意をあおるだけの新聞は罪深い。正岡君が書く従軍記事なら、写実でなくては困るよ」という発言はどのような史実に基づいているのかを問うものである。 ぜんぶよむ
歴史小説・歴史ドラマは史実からどこまで離れられるのか(2)→こちら
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