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2010年7月23日 (金)

NHK戦争証言アーカイブス」を8月2日から公開

NHK、戦争証言をネットで公開 310人分無料で
 NHKは21日、日中戦争・太平洋戦争を経験した元兵士らの証言映像を集めたインターネットのウェブサイト「戦争証言アーカイブス」の運用を始めると発表した。8月2日から公開予定。
 戦争体験を次世代に伝えようと、2007年に始めた「NHK戦争証言プロジェクト」の一環。番組制作の過程で取材した、10分~1時間の証言映像310人分を無料で閲覧できる。将来的には証言者を千人規模まで増やしたい意向だ。
 サイトでは終戦を伝えた「玉音放送」や、映画館で上映されていた「日本ニュース」なども公開。担当者は「(体験者の)直接の言葉を伝えていきたい」と話している。2010/07/21 18:26   【共同通信】
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日本人の戦争体験、体系的に整理し公開…NHK
 NHKは、戦争体験者の証言を無料視聴できるホームページ「NHK戦争証言アーカイブス」を8月2日から公開する。日本人の戦争体験を体系的に整理し、公開するのは初めて。
 公開されるのは、全国のNHK放送局が番組制作のために撮影・保存してきた国内外の戦争体験者310人のインタビュー。クリック一つでインタビューが再生されるほか、文字でも表示される。また、証言者の体験の背景や経歴、関連する地図などもホームページ(HP)上で閲覧することができる。
 また、NHKが過去に放送した日本人の戦争体験に関するドキュメンタリー番組44本や、1940年から45年にかけて、戦意高揚のために映画館で上映された「日本ニュース」254号分などの歴史資料も併せて公開される。
 NHKでは、太平洋戦争開戦70年にあたる来年までに、1000人の証言をHPで公開する考えだ。(2010年7月21日20時17分  読売新聞)

NHK 戦争証言プロジェクト

Bg_home

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「日本ニュース」昭和15年の第1号から昭和20年末までの第264号
戦前からの貴重な戦時録音資料
証言

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NHKトップトーク(放送総局長 2010/7/21 )

NHKスペシャル シリーズ「灼熱アジア」ついて

(日向放送総局長)
 リーマンショック後、世界経済のけん引役となっているアジア各地で、今何が起きているのかを取り上げる新シリーズ「灼熱アジア」。灼熱するアジア経済の渦中での日本企業のし烈な闘いを、8月に2回、秋に2回の4回シリーズで放送。
(NHKエンタープライズ 寺園統括部長)
  第1回「タイ・生産基地大移動」(仮) (8/22・後9:00)では、中国、韓国、インドなどがFTA(自由貿易地域)を締結するなか、その最大の製造業基地タイに各国の企業がなだれ込み“仁義なき闘い”が繰り広げられる中で苦闘する日本企業に完全密着する。
(大型企画開発センター 角エグゼクティブ・プロデューサー)
 第2回「中東・新エネルギーの覇権を狙え」(仮) (8/29・後9:00)では、脱石油の時代にあってもエネルギー覇権を狙う中東諸国は、クリーンエネルギーやCO2排出が少ないガスの分野でも次々と事業を立ち上げ、そこに欧米の巨大企業や中国・韓国の政府系企業が群がり、日本企業は、これまでのように仕事の全体を受注できるのではなく、国際分業の中に食い込むしかないなど、中東での壮絶な企業人の格闘を追う。
 
「第42回思い出のメロディー」の司会・出演者について

(日向総局長)
 42回目を迎える今年の司会者が、三宅裕司さんと松下奈緒さん、小田切千アナウンサーに決まった。昭和45年の「大阪万博」から40年。番組では、当時、万博ホールで開かれたフォーク・フェスティバルのテーマ曲として作られた「戦争を知らない子供たち」を作曲の杉田二郎さんと、かつてのフォーク仲間たちが“太陽の塔”の前で合唱。(8/21・総合・後7:30)

ドラマ「蒼穹の昴」が総合波へ登場

(ソフト開発センター 大加チーフ・プロデューサー)
 1月から7月までBShiで放送した日中共同制作ドラマ「蒼穹の昴」(全25回)が9月下旬から総合テレビで週1回、定時放送される。これまでメールでの問い合わせが1000件以上にのぼるなど好評を得た。放送は、吹き替え版。
 
「ハーバード白熱教室 IN JAPAN」について

(今井放送副総局長)
 4月から12回にわたって放送された「ハーバード白熱教室」は、ハーバード大学で政治哲学を教えるマイケル・サンデル教授のユーモアあふれる話術と、学生たちとの闊達な発言の応酬などで大きな反響を呼んだ。サンデル教授が、8月25日(水)に東大の安田講堂で行なう「ハーバード白熱教室 IN JAPAN」の様子を秋に教育テレビで放送。
 
「BSデジタル号がゆく!~ブルートレイン 九州一周の旅~」について

(黒木放送副総局長)
 デジタル放送の魅力を伝えるべく、九州を舞台にした鉄道プロジェクトを展開する。JR九州のブルートレインの特別列車 「BS デジタル号」。9月3日(金)から5日(日)にかけて九州を一周するとともに、鉄道関連のイベントも開催し、番組やインターネット等で全国に紹介する。目玉となるのは、生放送の「BSデジタル号がゆく!~ブルートレイン 九州一周の旅~」(9/4・BShi・前9:00、後2:30)、(9/5・BShi・前9:30、後1:00)。ほかに「BSデジタル大紀行 ぐるっと九州絶景旅」(8/29・BShi・後2:00) や、「SL人吉号の魅力」(仮)(8/29・総合・後5:15)を放送。
 
「妖(あや)しき文豪怪談」について

(NHKエンタープライズ 浜野エグゼクティブ・プロデューサー)
 川端康成・太宰治・芥川龍之介・室生犀星ら文豪には、もう一つの世界がある。人の心の闇にとりつかれた、幻想的な怪談作品。番組の核は、文豪の怪談を大胆に映像化したドラマ。ディレクターは世界で評判の高い日本人映画監督たち。さらに、なぜ怪談作品を執筆したのか、その背景に迫るドキュメンタリーと合わせて、BShiで放送する。「片腕(原作・川端康成 監督・落合正幸)」(8/23・後10:00)、「葉桜と魔笛(原作・太宰 治 監督・塚本晋也)」(8/24・後10:00)、「鼻(原作・芥川龍之介 監督・李 相日)」(8/25・後10:00)、「後の日(原作・ 室生犀星 監督・是枝裕和)」(8/26・後10:00)。また、総合テレビでのプロモーション番組や、9月から10月にかけて青森・金沢・京都・松江で番組連動イベントを開催、秋の特別番組 「秋の夜長の百物語」(仮) へと展開する。
 
「NHK戦争証言アーカイブスについて」

(ライツ・アーカイブスセンター 宮本副部長)
 全国のNHKの放送局が保存してきた元兵士や市民の証言動画をまとめて、インターネットで公開するウエブサイトが、8月2日(月)からオープンする。証言数はおよそ310人分で、ほかにも「NHKスペシャル ドキュメント太平洋戦争」「証言記録 兵士たちの戦争」「証言記録 市民たちの戦争」などの関連番組や、戦時中の様子を伝える「日本ニュース」、玉音放送などの貴重な音源も自由に無料で視聴できる。証言は、将来的には1000人規模が目標。証言は1 人あたり10分から1時間。
 
スペシャルドラマ「坂の上の雲」第2部の放送について

(日向総局長)
 第2部として、第6回から第9回の4本を12月5日(日)から毎週日曜よる7時30分、総合テレビで放送する予定。第2部の放送に先立って第1部も再放送を予定。第2部の放送に向けた広報用ポスターを製作した。
 
その他

Q:大相撲の生中継中止についての感想は?
A:(日向総局長)
 ダイジェスト版を6時台に放送するということで、多くの方の理解はいただいていると感じており、また結構みられている。ベストかどうかはわからないが、良かったのではないか。
Q:次の場所はどうするのか?
A:(日向総局長)
 まだ名古屋場所中なので、動きを見守っている段階で、(中継するかしないか)どちらとも今は申し上げられない。

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