どこへ行く、日本。ブログ より
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10391708542.html
11月1日に川崎市で「日露戦争と天皇の軍隊―『坂の上の雲』が語らない真実」(主催・治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟川崎支部)、11月8日には神戸市で「なぜ、いま『坂の上の雲』かを考える」(主催・NHK問題を考える会・兵庫)が開かれました。
二つの集会で共通して指摘されたのは、「坂の上の雲」で描かれた司馬氏の特異な日本近代史の見方でした。
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「なぜ、いま『坂の上の雲』かを考える」兵庫県私学会館 2009/11/08
なぜ、いま「坂の上の雲」かを考える - はげしく学びはげしく遊ぶ(石川康宏研究室)
http://walumono.typepad.jp/blog/2009/11/post-2d91.html
今日は「なぜ、いま『坂の上の雲』かを考える」というシンポジウムである。
開始前から、会場一杯の参加者となり、隙間にドンドン椅子がならべられる。
基調講演は、中塚明先生。短い時間に要所を語る、その言葉の重みがすばらしい。これに、映画監督の土橋亨さん(『極道の妻たちⅡ』など)、『司馬遼太郎「坂の上の雲」-なぜ映像化を拒んだか』を書いたばかりの牧俊太郎さん、兵庫の「9条の心」を総まとめする弁護士の羽柴修さん、そして、こちらが加わってのシンポジウムである。
司会は、物理学者の湯山哲守さんだが、肩書は「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ共同代表」となっていた。フロアーからの発言もあり、遠く、松山や千葉、広島といったところからの参加もあった。「明治のエネルギーと苦悩」を描くとNHKはしているが、明治時代の近代化・大国化は、日清・日露戦争にも象徴される朝鮮侵略と一体であった。
それにもかかわらず、『坂の上の雲』は、①侵略の事実を具体的には一切書かず、②朝鮮人による日本への抵抗の事実も書いていない。シンポ参加者全体で、NHK会長宛の「軍国主義賛美や他国への侵略を正当化するなどの描き方にならないこと」についての「要望書」も確認する。5時半には、企画を準備したメンバーたちといっしょに懇親会を行っていく。8時にはおひらき。こちらは、こっそり二次会へ。政治、映像、歴史、学者・・・・たっぷりしゃべる夜となる。12時ちょうどの帰宅であった。本日の万歩計は、4625歩。さて、次は、「ドイデ原稿の人」である。──────────────────────────────────────
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