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2009年10月 5日 (月)

イベント情報 : シンポジウム ETV2001改変事件・残された課題~番組の当事者と考えるTVジャーナリズムの現在~

9/26に成功裡に開催された
「放送を語る会20周年記念のつどいNHK番組改変事件~何が残された問題か~」 
につづいて、当事者の永田・長井両氏がパネリストとして出席されます。
9/26日ではあまり時間のとれなかった、政治介入以前のプロセスのお話があるそうです。2009年10月24日(土)武蔵大学8号館
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シンポジウム ETV2001改変事件・残された課題~番組の当事者と考えるTVジャーナリズムの現在~
                      2009年9月27日
                      武蔵大学総合研究所
http://www.musashi.ac.jp/modules/event_news/index.php?page=article&storyid=46
  今年4月、BPO放送倫理検証委員会は、ETV2001「シリーズ戦争をどう裁くか 第2回問われる戦時性暴力」について、意見書をまとめました。そこで BPOは、番組の改変の過程で、NHKの自主・自律性に問題があったと指摘し、「番組制作者が事前に政治家の意見を聞くべきではない」と述べました。

 放送から、すでに8年の歳月が流れました。しかし、放送と政治家との関係をめぐる問題は、今も問われ続けています。今年4月に放送したNHKスペシャル「JAPANデビュー アジアの“一等国”」をめぐる動きは、まさに8年前の出来事を連想させます。

 「自主・自律」はジャーナリズムの生命線ですが、それを守ることは容易ではありません。NHKは今日まで、「政治家の圧力などなかった」という主 張を崩しておらず、事件の自主的な検証を求めるBPOの意見書に耳を傾ける気配はありません。一方、ETV事件の背景には、NHKと制作プロダクションと のいびつな力関係があります。

 武蔵大学では、当時の担当者たちを招き、ETV事件が今も問いかける問題について考えます。特に今回のシンポジウムでは、なぜドキュメンタリー・ ジャパンは、放送前に制作現場から離れることになったのか。当初放送しようとしていた番組はどんなものだったのか。当時の担当者に詳細に語っていただきま す。それをもとにジャーナリズムに何が求められているのかを会場にお集まりの方々とともに考えてまいります。

 日 時  2009年10月24日(土) 午後1時~5時 会 場                                     武蔵大学8号館 8603教室

パネリスト 長井暁 (当時NHKデスク、現ジャーナリスト)
      広瀬涼二(当時ドキュメンタリー・ジャパンプロデューサー)                               永田浩三(当時NHKプロデューサー・現武蔵大学社会学部教授)

 コメンテーター 野中章弘(アジアプレス・インターナショナル)
 全体進行と報告      小玉美意子(武蔵大学社会学部教授)
  (申し込み必要なし、無料、誰でも参加出来るそうです。)

本シンポジウムのPDF案内ファイル

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