「坂の上の雲」の再質問状に対するNHKからの回答
「「坂の上の雲」を考える”市民シンポジウム実行委員会”」が再度質問状を提出で
体をなしていない「回答」に再質問状を出したことをお伝えしました が、またまた木で鼻をくくったような「回答」が寄せられました。「再回答」 を添付します。あいまいな言葉遣いをしたことを 謝りもしないで同じことを繰 り返す神経には腹立たしい思いです。NHKのトップはこのような人が多いので しょうか。湯山哲守。(共同代表)
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“NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」を考える”市民シンポジウム実行委員会
実行委員長 岩井 忠熊 殿
2009(平成21)年9月4日付で当協会 放送総局「坂の上の雲」プロジェクト エグゼクティブ プロデューサー西村与志木に送られた再度の公開質問書に対してお答えします。
「スペシャルドラマ『坂の上の雲』は司馬氏のこうした思いを生かしたかたちで制作するものです。」という返信の中で「司馬氏のこうした思い」を示す文章が欠落しているとの御質問にお答えします。
「こうした思い」とは回答文の前段にある「司馬遼太郎氏は小説『坂の上の雲』を戦争賛美の姿勢で書かれたものではない」を指しております。貴会のご質問に
対する当協会の回答は7月30日付でお送りした通りです。参考までに同回答文を付記いたしますのでよろしくご理解ください。
平成21年7月30日付け回答文(一部)
「司馬遼太郎氏は小説『坂の上の雲』を戦争賛美の姿勢で書かれたものではありません。スペシャルドラマ「坂の上の雲」は司馬氏のこうした思いを生かしたか
たちで制作するものです。近代国家の第一歩を記した明治のエネルギーと苦悩をこれまでにないスケールのドラマとして描き、現代の日本人に勇気と示唆を与え
るものとしたいと思います。なにとぞ、ご理解いただきたく存じます。」
平成21年9月14日
日本放送協会 放送総局「坂の上の雲」プロジェクト
エグゼクティブプロデューサー 西村 与志木
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