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2009年9月

2009年9月25日 (金)

通信・放送委員会構想に市民の声を反映させよう

原口総務相は9/21「日本版FCC」関連法案を2010年中にまとめて2011年の通常国会に提出すると発表。 参照FCC 日本版FCC

「最初の1年間は国民的合意を得ることに力を尽くす」(cf.asahi9-23)
また、「「当事者の意見なくして結論なし」と述べ、ジャーナリストら有識者による懇談会で1年ぐらいかけて制度設計する方針を示した。法案提出については「来年の通常国会に理念法などを出すことは考えられるが、生煮えのものを出す考えはない」と話した。(9/25)」といっています。
これは当会の趣意「視聴者の権利拡大と、政治権力からの自立」にとってきわめて重要な問題であるため、現在議論しています。
また「全国連絡会」も同様であります。

議論を深めるためより多くの方々の要望、ご意見を期待します。
ご意見はーご意見版・掲示板ーへお願いします。

<参考情報>
NEW!    日本版FCC:原口総務相が設立に意欲 中立性確保に課題

NEW!    BPO放送倫理検証委員長 表現の自由と公共性両立が重要

             日テレ・氏家斉一郎会長に聞く (10/20朝日)

             日本版FCCに期待 振興・規制分離し消費者本位の政策を
             ネット時評 : 鬼木 甫  (大阪学院大学)

原口総務相は“通信・放送の番人”日本版FCC設置の公約を果たせるか         【町田徹コラム】

メディアの革命

公職任命コミッショナー制度は世界に広まっている

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2009年9月24日 (木)

BPOがNHK番組改編問題でブックレット

毎日新聞 2009年8月22日 東京夕刊
 <放送倫理・番組向上機構(BPO)は10日、NHKの番組改変問題をまとめたブックレット「『ETV2001戦争をどう裁くか第2回問われる戦時性暴力』委員会意見とNHKの見解」を発表。「放送倫理とともに放送番組の質について審議することは、委員会の本来の任務」などと改めて指摘した。
 今年4月、BPOは教育テレビの番組改変に関し放送倫理上の問題があったと認定し、「自主自律を危うくした」「質の追求をないがしろにした」などとする「意見」を出した。これに対しNHKは6月、「番組の『質』は本来、放送倫理とは別に考えるべき問題」などと反論していた。ブックレットは約1500部作製し、放送各局やマスコミなどに提供した。>
ーーと報じられていますがこのブックレットについての説明がBPOのHPにのっています。
当該局の見解についての委員長のコメント(「刊行にあたって」)
当該局(NHK)の見解

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2009年9月20日 (日)

NHKが「冬の兵士」証言を放映

Nhkwatch1

9/18(金) 午後10:15「今日の世界」BS1で
「冬の兵士」アダム・コケッシュ氏(元海兵隊軍曹・27歳)とリック・レイズ氏(元海兵隊伍長 29歳)のインタビューが放映されました。
「今必要なことは社会の再建と秩序の復活を妨害している米軍を即時撤退させ、アフガニスタンの人々への補償をすることだ」(コケッシュ氏)
いつものように”バランス感覚”は発動されず、”体験に基づいているだけに説得力がありますね。”と”偏向報道”。  変化を感じさせます。

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「冬の兵士」日本ツアー
http://wintersoldier.web.fc2.com/wintersoldier.html
”「世界規模の対テロ戦争」とは何なのか。国連の合意があれば、憲法9条に抵触しないと主張する人たちがいる。しかし軍事上あるいは法律上の正当性は無意味だ。重要なことは、日本の人びとが何を求め、日本の外交政策にどう反映されるかだ。”(アダム・コケッシュ)
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デジタル時代のにおけるコミュニケーションとメディア政策を考える- 実現するか~市民参加型のメディア独立機関~

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)ブログより転載

民主党がマニフェストに掲げた『日本版FCC(独立行政委員会)』-。
メディアの研究者やジャーナリストの間では、長年の悲願であり、
先進国においては、ごく当たり前の制度である。

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2009年9月19日 (土)

「坂の上の雲」の再質問状に対するNHKからの回答

「「坂の上の雲」を考える”市民シンポジウム実行委員会”」が再度質問状を提出
体をなしていない「回答」に再質問状を出したことをお伝えしました が、またまた木で鼻をくくったような「回答」が寄せられました。「再回答」 を添付します。あいまいな言葉遣いをしたことを 謝りもしないで同じことを繰 り返す神経には腹立たしい思いです。NHKのトップはこのような人が多いので しょうか。湯山哲守。(共同代表)

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2009年9月17日 (木)

NHK双方向解説「新政権:どうなる内政どうする外交」で視聴者の意見募集中

COCCOLITH EARTH WATCH REPORT より転載

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2009年9月13日 (日)

「坂の上の雲」と司馬遼太郎

映画人九条の会より転載
http://kenpo-9.net/mail/mail_37.html#h2-2

映画人九条の会運営委員                         馬場和夫
 「たとえどんなに信頼できるプロデューサー、監督であっても、この作品の映画化は絶対にお断りする。それは映像化することによって、必ず軍国主義を肯定する結果になるからであり、それは私のこの作品の意図に全く反するからである」
 「坂の上の雲」の映画化の申し入れに対して、誰にでも一貫して拒否された司馬氏の言は、すべてこの言葉に尽きていた。

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「「坂の上の雲」を考える”市民シンポジウム実行委員会”」が再度質問状を提出

7月22日京都で行われた「 ”NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」を考える”市民シンポジウム実行委員会」が提出した「公開質問書」に対するNHKからの”問答無用”に近い回答(こちら参照)に「実行委委員会」は再質問をおこないました。
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「坂の上の雲」放送に関してNHK会長に送った公開質問状に対する返事 がエグ ゼクティブプロデューサー西村与志木氏から会長に代わってが「回 答」が寄せ られたことをご紹介しましたが、「回答」の体をなしていないこ とから「実行委委員会」は再度質問状を送りました。湯山哲守。(共同代表)
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再度の公開質問書
          2009(平成21)年9月4日
日本放送協会 放送総局「坂の上の雲」プロジェクト
エグゼクティブプロデューサー
西 村 与 志 木 様

“NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」を
考える”市民シンポジウム実行委貞会
実行委員長 岩 井 忠 熊
(連絡責任者)弁護士 中 島  晃
〒604−0847
京都市中京区烏丸通二条下ル西側
ヒロセビル2階市民共同法律事務所
TEL075−256−3320/FAX075−256−2198

 私たちが、2009(平成21)年7月22日付で貴協会に提出した公開質問書に対して、貴協会の会長に代って、貴職から平成21年7月20日付で回答書が送付されてきました。しかし、貴職から送られてきた上記書面の内容を見ると、私たちが提出した質問事項に対して、何らまともに答えていないばかりか、私たちの質問の趣旨を全く理解していないのではないかと疑いすらもたざるをえず、実質的に回答を拒否するものに等しいものとなっています。
 貴職は、上記書面のなかで、「司馬遼太郎氏は小説『坂の上の雲』を戦争賛美の姿勢で書かれたものではありません。」と述べていますが、公開質問書を読んでいただければおわかりのように、私たちは司馬遼太郎が「坂の上の雲」を戦争賛美の姿勢で書いたなどといっているわけではありません。

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2009年9月 7日 (月)

NHKスペシャル「日本海軍 400時間の証言」を視て考えたこと

現代史のなかでは私たち市民が知っているようで実はよく知らない、知らされていないことが少なくない。今年7月7日のNHKスペシャル「JAPANデ ビュ-」第1回「アジアの“一等国”」が取り上げた日本による台湾統治はその一例である。さらに基本的な疑問として、あの太平洋戦争は具体的に誰のどのよ うな発意で、どのようなプロセスを経て開戦に至ったのか、生きて帰れる道がない「特攻」という作戦は誰が発案し指揮したのか、東京裁判で死刑が軍部関係者6人に限られ、他に極刑を以て戦争責任を問われた者がいなかったのはなぜなのか?続きは醍醐聰のブログへ

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2009年9月 6日 (日)

放送を語る会20周年記念のつどい NHK番組改変事件~何が残された問題か~

放送を語る会が、ETV番組改変事件をテーマに以下のような集会を企画されています。

事件当事者の永田・長井両氏が初めて揃ってパネラーで出席します。
裁判原告のVAWW-NET共同代表西野瑠美子氏も出席します。
ご期待下さい。

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放送を語る会20周年記念のつどい
NHK番組改変事件~何が残された問題か~
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8年前のNHKの番組「問われる戦時性暴力」について、NHKは依然として「政治的圧力による番組改変の事実はなかった」と主張している。
ほんとうにそうなのか・・・・ この集会は、番組の当事者の声を直接聞くことでNHKの公式見解を厳しく問い直し、事件の経過から何を教訓として学ぶか、日本の組織ジャーナリズムの現状を踏まえて討論する。
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   2009年9月26日(土)12時~17時
     石神井公園区民交流センター 展示室兼集会室 
     池袋から西武池袋線石神井公園駅北口下車
     徒歩1分(駅前にあり)
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あいさつ 松田 浩氏(放送研究者)
        「放送を語る会20周年によせて」

第1部 そのとき何が起こったのか~担当者に聞く
永田浩三 氏 (「問われる戦時性暴力」プロデューサー)
長井 暁 氏 (同番組デスク)
                      聞き手 戸崎賢二(放送を語る会)

第2部 討論「番組改変事件」から何を学ぶか
原 寿雄 氏  (ジャーナリスト)
西野瑠美子 氏  (VAWW-NETジャパン共同代表)
永田浩三 氏  (元NHKプロデューサー・武蔵大学教授)
長井 暁 氏  (元NHKプロデューサー)
司会
野中章弘 氏  (アジアプレス・インターナショナル代表)
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※資料代 800円  (主催団体会員・学生500円)
※終了後懇親会を予定
(会費3000円程度 受付時申し込み)
主催 放送を語る会  練馬・文化の会
協賛 日本ジャーナリスト会議  メディア総合研究所

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